心中ペンギン

アイドルという概念と死の話が好きなオタクです。好きなもののこと、考えたことなどを書きます。

ロリコンという呪い、和姦と強姦の境界線─『Love Me,I Love You』

ものすごい漫画を読みました。

Love Me,I Love You/響樹はじめ
Love Me,I Love You - 漫画 - FANZA電子書籍(旧DMM.R18)

この漫画、作者である響樹はじめ先生のこのツイートが流れてきた時から気になっていたのですが、ようやく購入しました。買ってよかった。

わたしは漫画として面白いエロ漫画が好きなのですがこれはめちゃくちゃ良かったです。1ページ目、竿役の破滅が明らかになっているのから始まるのがいい。加えてエロシーン(本番あり)のページ数もしっかりあるので抜き目的としても問題なし。女の子が可愛い。髪の毛がサラサラしてる。

竿役が我々と同じコミックLO読者であること、更にそれを見た女の子が嘔吐してしまうシーンが良かった。主人公の拒絶であると同時に読者の拒絶になってる…。
あと女の子が主人公にガチでオエっキモってなってるのがいいです。にも関わらず「ありがとう…愛してくれて…」と勘違いする主人公の愚かさと傲慢さ。


この作品、すごい「ロリコン」そのものへの熱というかエネルギー、パワーを感じるんですが。響樹はじめ先生、ロリコンという性癖・表現に対してなんとも愛憎混じった感情を抱いているそうで、なるほど〜と…。拗らせとも言えるような感情をぶつけた、この作家さんにしか描けないロリコン作品だと思います。本当に素晴らしかったです。

あとこのページはきっと死ぬまで忘れられない(上に貼ったツイートにて作者さんにより画像が公開されています)。

「少女と愛し合ってのセックスもレイプも本質的には同じ」、これを読んだ時大好きなクジラックス先生の『らぶ いず ぶらいんど』を思い出しました。『らぶ いず ぶらいんど』は少女と心から愛し合っていたとしても一線を越えれば罪に問われてしまう、悲しき社会派ロリエロ漫画。インターネットでははたちなんですけど!の画像で有名ですね。

このセリフはわたしの性癖にも答えを与えてくれて、わたしは本当に強姦じゃないと抜けない・和姦の抜きどころがわからないのですが、何故かロリだと和姦でも読めるし抜けたりするんですよね。おにロリイチャラブ和姦とか好き。これ多分、その「対象を少女とした時点で和姦も強姦」論なのかなあと。
いくら「俺のことが大好きな超絶可愛いぷに萌えな妹」からおにいちゃんだいすき❤︎と迫られたとしても、合意の上であっても手出した時点で男は理性もクソもないドクズのロリペド野郎になってしまうんですよね。わたしはそういう意識の上でロリエロ漫画を読んでいるので、当人らの気持ち的には和姦であってもこれは実質強姦なんだよなあ…と無意識にでも変換されるのかもしれません。ロリコンは呪いだし、存在するだけで悪。


個人的には抜き目的として読む分には竿役がどうなろうと抜ければそれでいいのですが、漫画としては破滅する物語がとても好きなので(歌い手のバラッド然り)、本当に面白かった…。これからもロリコンという呪いに罰を与える漫画を生み出してほしいと思います。